6月25日 ハコイリムスコ 発見!
本日は、お隣りの国立特別支援教育総合研究所から横倉久先生、平沼源志先生のお二人が、学校見学に来られました。お二人の先生は、今年度研究所内で「学校サポーター」という立場になられ、本校のためにいろいろご協力いただけることになっています。本日は、お忙しい中、ご都合をつけていただき、朝から各学級の様子を見て回ってくださいました。
小1の教室に入ると、ちょうど中庭に用意した小プールで水遊びをするため、準備体操をしているところでした。本校オリジナルの「くりはまたいそう」が始まると、お二人の先生も子供たちと一緒に、体操にお付き合いいただきました。元々、お二人の先生は学校にお勤めだったので、子供たちに合わせて一緒に体操するのは、ごくごく自然のことのようでした。
横倉先生は、東京都で長らく特別支援学校の校長をお務めになり、全国の校長会の会長もお務めになった校長職の大先輩です。その先生のもとにYさんが近寄り、じっと様子を見入っていたので、すかさず横倉先生もYさんの気持ちに応えてくださいました。
見学の最後に立ち寄ったのは幼稚部でした。3歳児学級に入ると、カーペットの中央付近に置かれていた段ボール箱から足がニョキっと出ている光景が目に飛び込んできました。「もしや、これは・・・・・」と箱の中をのぞき込んでみると、いました。Kさんです。先日、ロッカーの中にいたKさんが、今度は小さな段ボール箱に入って遊んでいました。箱の中にKさんがいたのを見つけた瞬間、Kさんが何か期待に応えてくれたように感じ、思わず笑みがこぼれました。箱入り娘という言葉をもじって、「ハコイリムスコ」といったところでしょうか。
見学を終えた後、横倉先生、平沼先生と現在の学校の様子について意見交換をし、また機会があれば、子供たちの活動の様子や先生方の取組の様子を見に来たい、との申し出をいただきました。次回は2学期になると思いますが、今度はどんな場面に遭遇していただくことになるのか・・・・・。次回のご案内が楽しみです。