令和6年10月12日 運動会

 10月12日(土)運動会を無事に行うことができました。週の半ばには雨が続いたものの、当日は見事に晴れました。やや気温は高めではあったものの、予行練習の時ほど暑くはならず、運動会日和となりました。

 幼稚部の運動会は、幼稚部競技に始まり、徒競走、玉入れ、ダンスと4種類。自閉症のお子さんたちの中には、運動会のようなざわついた場所、大きな音を苦手とする子も少なくありません。何をどんな形で行うのか、しっかりを練習を重ね、本番に臨みました。予行の時には走れなかったり、参加できない子もいましたが、本番は全員が参加できました。お父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃんの声援もあり、予行の時以上の笑顔があふれました。

 幼稚部の運動会が終わって、小学部の運動会が始まります。幼稚部の運動会の間には、決起集会が行われ、気持ちも上がってきています。小学部の開閉会式は5・6年生が進めます。

 開会式の後は、2学年ごとの徒競走。小学部も全員が一人で走りきりました。予行の時には先生と一緒に走る子もいましたが、当日は全員が先生抜きで行いました。素晴らしかったです。4年生までは直線コースを走りますが、5・6年生はカーブのあるコースに沿って走ります。

 徒競走が終わると、2学年ごとの学年競技です。1・2年生は大好きなキャラクターが描かれた的に食べ物(玉)をあげる形の玉入れ。3・4年生はシンプルな玉入れです。5・6年生はドッヂビー(やわらかい素材の円盤)を使ったゲームで、相手の陣地に多くのドッヂビーを入れた方が勝ちです。予行でもしっかりできてはいましたが、本番は予行よりもずっと白熱した戦いとなりました。

 学年競技が終わると全員でダンスを踊ります。ダンスでも本当に多くの笑顔を見ることができ、そして一体感が生まれました。閉会式も5・6年生がしっかりと役割を果たし、運動会を締めくくりました。

 幼稚部、小学部ともに本当に素晴らしい運動会になりました。応援に来てくださった保護者の皆様、関係機関の皆様、旧職員に改めて感謝申し上げます。そして、この運動会を用具係として支えてくださった、国立特別支援教育総合研究所の若手事務職員の皆様、横浜国立大学から来た介護等体験の学生さんに感謝申し上げます。ありがとうございました!

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