令和6年9月10日 筑波大生見学と国際交流授業に向けた調理
9月も2週目となりましたが、9月とは思えない暑さが続いています。本校は目の前が海ということもあり、最高気温で比べると、都内より2~3℃、横浜より1~2℃低いことが多いのですが、それでも厳しすぎる暑さです。さて、そんな中ですが、筑波大学の学生さんたち36名が障害科学実践入門という授業で本校の見学に来ました。
見学の時間帯、小学部はちょうど「わくわくタイム」の時間でした。この授業は1~6年生合同の授業です。児童たちは、カラオケ、外国語活動、ボディーペインティング、実験、ウォータースライダーなど、様々な活動の中からやりたい活動を選択して参加します。
学生さんたちは子供たちの様子だけでなく、先生たちの説明の仕方や準備物、子供たちへの指示の出し方など、気づいた事を沢山メモしていました。
幼稚部では運動会の練習やかき氷づくりの様子などを見学しました。こちらも幼児たちの様子だけではなく、先生たちのかかわり方や、教室の環境、視覚支援、スケジュールなど、細かな点まで観察されていました。
学生さんたちは見学の後、子供たちが下校するまで、副校長や主幹教諭からの講義や演習を受け、最後のレポート作成まで真剣に取り組んでいました。
さて、こちらの画像は5年生の麻婆豆腐づくりの様子です。わくわくタイムの後、デモホームでの調理でした。実はこの調理、国際交流授業の一環なんです。先週末、9月6日に姉妹校協定を結んでいる達敏(たっぴん)学校(中国・寧波市)とオンライン交流授業を行いました。その授業で、日本の食べ物、中国の食べ物についてのクイズを行いました。5年生はクイズで出された中国の食べ物の中から麻婆豆腐を選び、実際に調理しているのです。そして、その感想を次回(13日)のオンライン交流授業で伝える予定です。
手軽にできる「麻婆豆腐の素」のようなものは使わず、様々な工程を行って作った麻婆豆腐です。味は大丈夫なのかな?と心配していましたが、全員、美味しそうに食べていました。13日のオンライン交流授業が楽しみです。