3月「うさぎ組お別れ遠足」
~親子で金沢動物園に行ってきました!~
年長児学級のうさぎ組は、この3月で保育修了です。感染症の影響で多くの行事が中止や縮小される中、うさぎ組としてみんなで一緒にお別れ遠足に行きたいと計画し、無事に3月12日(金)に親子で「金沢自然公園 金沢動物園」に行ってくることができました。緊急事態宣言下の実施でしたが、校長と学校医に相談し助言を得た上で、子供たちの願いと保護者の思いが叶い、素敵な思い出を作ることができました。
うさぎ組では、1月下旬から、朝の会で動物の絵本を読んだり、運動遊びで金沢動物園にいる動物が出てくる動物体操をしたりして、動物に親しみがもてる活動に取り組んできました。遠足の実施が決まってからは、子供たちに「いつ」「どこで」「誰と」「何を」するのかを、写真やスライド、しおりを使ってお話をしてきました。当日の順路を動物や建物や広場などの写真で見ると、遠足で動物園に行く実感がわいてきたようで、「金沢動物園、行く。」と言ったり、順路スケジュールの写真を繰り返し見たりして遠足を心待ちにする様子が見られました。
週間天気予報では雨が予想されていましたが、遠足当日は、学校を出発してから帰ってくるまで、一度も雨に降られることなく出掛けることができました。感染症対策もあり、お家の人とは別のバスで、うさぎ組の友達と先生だけでバスに乗っての初めてのお出掛けになりました。これから起こる素敵な時間に備えていたのでしょうか、カメラを向けると笑顔を見せてくれるのですが、それ以外はいつもと違う車窓からの眺めを静かに楽しんでいました。
金沢動物園に到着して、お家の人と合流しました。記念撮影を済ませて、園内へ入りました。事前学習の順路スケジュールに沿って、最初はアフリカ区のサイ、キリン、オカピと見て回りました。オセアニア区へは、道にあるカンガルーの足跡を追って元気よく歩きました。間近で戦うカンガルーを見て圧倒されたり、赤ちゃんコアラを見付けて指さしたりして、お家の人や友達と一緒に楽しく見ることができました。大人気のゾウの前では、ゾウが動くたびに声を出したり、手をたたいたりして喜んでいました。
河津桜の広場で、シャボン玉や鬼ごっこをして遊んだ後、楽しみなお弁当タイムです。子供たちはお家の人と一緒に大好物が入ったお弁当を頬張っていました。
たくさん歩き、遊び、見て、充実感一杯、そしてお弁当を食べて、お腹も一杯になり、帰りのバスは、先生に寄り掛かってすやすや眠ったり、睡魔と戦いながらうとうとしたりする子もいました。初めて見る可愛い寝顔は担任への素敵なプレゼントになりました。
様々な制約のある中での1年間の活動、そして今回のお別れ遠足でしたが、友達や先生との関わりを楽しみながら共に育った仲間たちとの遠足は、掛け替えのない思い出になったことと思います。
4月からは、それぞれの環境で、小学生としての生活がスタートします。これからも、仲間と一緒に活動したり、気持ちを伝え合ったりすることを積み重ねながら、学校生活を楽しんでほしいです。