11月の遊び「焼き芋遊び」
幼稚部では毎年、なかよし広場の一角でさつまいもを育てています。今年度は休校で、子供たちは苗を植えることができませんでしたが、11月に芋掘りと焼き芋会をすることができました。
芋掘りに合わせて、「いもほりごっこ」をしました。土に見立てた箱から伸びるつるを引っ張ると、中からさつまいもが出てきます。みんなで「うんとこしょ、どっこいしょ。」と声を合わせて引っ張り、大きなさつまいもを引き抜きました。
芋掘りは、プランターに移したさつまいもを引き抜いたり、畑のさつま芋をみんなで引き抜いたりして、学級ごとに楽しめる環境を設定しました。一本のつるにたくさんさつまいもが付いていたり、大きなさつまいもが出てきたりするたびに歓声が上がっていました。さつまいもが抜けた後の土の中をさらに掘り、残っているさつまいもを最後まで探す子もいました。
焼き芋会は、感染症対策を講じながら、学級ごとの活動となりました。さつまいもをアルミホイルに巻き、順番に火の中に入れていきました。煙たさに負けず、枯葉や枯れ枝を火の中に入れてうちわであおいだり、火の暖かさを感じたりと、焚き火を楽しむこともできました。
焚き火の後は、ホカホカの焼き芋を食べました。普段はあまりさつまいもを食べない子が、出来立ての焼き芋は口にしていました。また、外のテーブルで食べる焼き芋は、焼き芋の温かさを心地よく感じられたのではないかと思います。
感染症予防に努めながらの学級での小規模な活動でしたが、焚き火や焼き芋を五感で感じられる焼き芋会でした。