11月11日 学校探検 その2・1号館
学校の南に位置する生活・運動学習センター棟とプールの間に、1号館という建物があります。この建物は日頃施錠されていて、本校の教職員でさえも入ったことがない者が結構います。今回は、1がならぶ日にちなんで、めったに目にしない1号館の内部を特別に紹介させていただきます。
1号館は見た目そのままに普通の家屋です。正面のドアを開くと玄関があり、その奥には8畳と6畳の和室が2部屋、そしてキッチン、トイレ、浴室があり、広めの物干しスペースまであります。玄関のすぐ脇にある階段で2階に上がると、6畳の和室とベッドを2つ置くベッドルーム、そして二つ目のトイレがあり、南側には広いバルコニーが備わっています。このバルコニーから眺める晴れた日の野比海岸は、ご覧のとおり絶景です。
この1号館は、附属学校の中で、筑波大学から地理的に最も遠く離れた場所にある本校にとって貴重な施設です。教育実習生や現職研修生を受け入れる際に、この1号館がとても役立ちます。本校には、生活・運動学習センター棟に子供たちの宿泊学習に用いるデモホームもありますので、1号館とデモホームで男女を分けて受け入れることも可能です。 ただし、この2年間は、新型コロナウイルス感染症のこともあって、教育実習生の利用はお断りし、現職研修生の単独利用に限って使用しています。
上記の写真は、本校が開校する前の様子です。学校が建つ前から1号館の建物があったことが分かります。当時は民家で、その東隣りには食堂があったと聞いています。学校が開校し、これら3棟の建物が1号館、2号館、3号館という呼び名の建物となり、現在は1号館のみ残ったという経緯だそうです。