令和5年1月18日 音楽の授業

 小学部3年生の1時間目は音楽の授業でした。学習内容は、「音を感じて表現しよう」です。この学習は、今日から4回実施する予定です。

 音楽担当のA先生が、南米の楽器であるカバサを使ってBさんを学習会場である「さんさんルーム」に誘導しくところから始まりました。はじめは、緊張していたBさんでしたが、A先生が鳴らすカバサの音を聴いたり、背中にカバサをあててもらうなどしているうちに、少しずつ緊張がほぐれていきました。

 楽器に気付きいろいろな方法で操作することや、自分の出す音に気付いて、その音を聴くことを目標にした学習なので、様々な楽器が登場しました。サウンドポンプ―は、ギュッと押すと音が出る楽器です。A先生が操作の手本を示すなどの遊び方を教えると、Bさんは真似て音を出し始めました。そのうち、早く押したりゆっくり押したりと、サウンドポンプ―の操作を楽しむ様子が見られ、次には、体を揺らし始めたのです。これには、A先生はもちろん、周りにいる先生たちから称賛の声が上がりました。A先生がオートハープを演奏しながら「北風小僧の寒太郎」を歌うと落ち着いた表情も見られました。

 授業の最後にA先生が「今日はよく歌を聴いていたね。上手にできました。」と褒めるとBさんはニコッと屈託のない笑顔を見せてくれました。Bさん、音楽の授業は面白かったね。2回目の勉強も頑張ってね。

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