筑波大学附属久里浜特別支援学校 Special Needs Education School for Children with Autism,University of Tsukuba
HOME > トピックス > 地震津波避難訓練・幼児児童引渡し訓練を行いました。

地震津波避難訓練・幼児児童引渡し訓練を行いました。

 5月2日(火)に、今年度第1回目の地震津波避難訓練・幼児児童引渡し訓練を行いました。本校は、野比海岸から道路を挟んだすぐの場所(海抜12m)に位置しています。地震発生時は、津波の危険性があるため、すぐに裏山にあるグラウンド(海抜33m)へ避難する必要があります。

 そこで、年に2回、全校で避難訓練と避難後の保護者への引渡し訓練を実施したり、避難した先のグラウンドでテントを張り、非常食を食べる体験をしたりしています。また、寄宿舎においては夜間の避難訓練も実施しています。

 今回は、まず、地震が発生したという訓練放送を聞き、子供たちは先生の話を聞いて、集まったり、教室で机の下などに身を隠したりしました。その後、放送の指示を聞いて、防災頭巾を被り、先生や友達と一緒に裏山へ避難しました。

 避難訓練に対して、その雰囲気や普段とは違う動きに不安を感じる子供たちもいます。そこで、各学級では、子供たちに応じて、今何が起こっているのか、これからどこへ行くのかなどを、写真やイラスト、文字などを使って分かるように伝えています。

 また、幼稚部では普段のお散歩のコースの一つとして子供たちと歩いて裏山へ行ったり、小学部では、毎日の朝の運動で、裏山の坂道を走ったりしています。さらに、有事の時は裏山のグラウンドでしばらく過ごすことも想定し、そこで遊んだりして過ごし、場所に慣れるようにしています。

 今回は、今年度第一回目ではありましたが、普段からの積み重ねもあり、子供たちは、先生の話を聞き、落ち着いて速やかに裏山へ移動し、避難することができました。また、避難した先でも、準備してあった子供たちの好きな絵本やタブレット端末などを見ながら落ち着いて保護者の迎えを待つことができました。

 幼児児童が避難した後、保護者も裏山グラウンドまで移動し、順番に担任と確認した上でお子さんを引き取り、一緒に下校しました。

 本校でも、2011年に発生した東日本大震災の教訓を生かし、避難した際に必要なテントや簡易トイレなどの物品、3日分の食料や水などを備蓄しています。食料は、各家庭に、子供が食べることができ、備蓄できる物を準備していただき、裏山の倉庫に保管しています。さらに、子どもたちが避難所で少しでも安心して過ごすことができるように、子供たちの好きな絵本やおもちゃなども併せて倉庫に保管しています。

 有事の際に子供たちが、安全に速やかに避難し、落ち着いて過ごし、電話等の連絡が取れない状況でも保護者に子供たちを無事に引き渡すことができるように、色々な状況を想定しながら、訓練を行っています。

①.jpg②.jpg③.jpg④.jpg⑤.jpg