筑波大学附属久里浜特別支援学校 Special Needs Education School for Children with Autism,University of Tsukuba
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知的障害を伴う自閉症幼児教育研究会 設立総会を開催しました

 6月25日(土)、本校を会場に「知的障害を伴う自閉症幼児教育研究会」(略称「知自幼研(ちじようけん)」)の設立総会を行いました。この研究会は、本校幼稚部の教員が中心となって設立した新しい研究会です。

 設立総会には、保育士、幼稚園教諭、施設職員、大学教員、心理職、本校教職員など、様々な職種の方々が全国各地から30数名参加しました。まず、研究会立ち上げの趣旨を、本校教員が説明し、その後、質疑応答や意見交換を行いました。意見交換の場では、「研究会を通して、福祉、医療、教育といった様々な分野の専門家がつながり、子供の成長を追求したり、家族を支えたりすることにつながっていくといいのではないか。」、「子供を育てる現場に出ていく学生たちも学べる研究会にして欲しい。」といった研究会の今後に向けた意見が出されました。

 次に、本研究会賛同人を代表し、国立特別支援教育総合研究所理事長、宍戸和成先生から研究会への期待を語っていただきました。宍戸先生からは、「考える教師、実践家が育ち合う場になってほしい」、「切磋琢磨する仲間が集う研究会にしてほしい」といった研究会への要望が出されました。

 最後に、本研究会の会長である筑波大学名誉教授、前川久男先生による記念講演が行われました。記念講演は、「福祉、教育とは、人を育てていく活動である。障害の専門家とは、人と関わって、人を育て、その中で育っていく人たちである。」、「実践者が一人の子供がそこにいるという感覚をもって、その子に対面しているか。」という厳しくも、大切な指摘から始まりました。自閉症という側面だけから子供を見つめるのではなく、一人の子供として育てていくことの大切さを学ぶことができました。

 本研究会では、今後、様々な職種の方とつながり、日々の現場での取組などを語り合いながら、互いの専門性を高め合っていきたいです。

 次回は、第一回研究会及び総会を平成29年3月11日(土)に行う予定です。その間にも情報交換ができるホームページなどを立ち上げたり、事例検討会や学習会などを開催したりしていきたいと考えています。

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