筑波大学附属久里浜特別支援学校 Special Needs Education School for Children with Autism,University of Tsukuba

夏のアセスメント研修会を実施しました

 7月7日(火)~30日(木)の期間、数日に分けてアセスメント研修会を実施しました。

 本校では、本年度よりアセスメント委員会を設置し、教師が子供を理解する視点を高め、より適切に一人一人の子供の実態に応じた指導を行えるようになるための校内の体制を整えることを目標に取り組んでいます。今年度は、より子供の実態に応じた検査を実施するために、自閉症児・発達障害児教育診断検査(以下PEP-3)に加え、新版K式発達検査2001(以下新版K式)とWISC-IVの研修会を実施しました。

 PEP-3と新版K式は、国立精神・神経医療研究センター客員研究員の三宅篤子先生と鹿児島県立武岡台養護学校教諭の髙尾政代先生、および心理士・発達相談員の安藤史郎先生を、またWISC-IVは、国立特別支援教育総合研究所総括研究員の梅田真理先生を講師にお迎えしてご指導いただきました。研修の内容は以下の通りです。

【新版K式】検査の実施準備、ロールプレイ、検査のやり方、検査結果の分析手順と解釈
【WISC-IV】検査結果の分析手順と解釈
【PEP-3】検査の実施準備、検査の場面設定、検査の進め方、検査者に対する指導の仕方、検査結果の分析手順と解釈

 全ての講師の先生方から、「検査はマニュアルに基づいて、正確に実施すること」と「検査の結果を、教師同士で日常生活の様子と照らし合わせて話し合い、子供の理解をお互いに深めることで、今後の指導を考えることが重要である。」ということが強調されました。今回の研修会では、学級担任の教師だけではなく、寄宿舎の指導員や栄養教諭も積極的に研修に参加し、日頃の子供の様子を伝え合う様子が見られました。

 本校では、アセスメントで得た視点から、知的障害を伴う自閉症幼児児童の思いや考え、感じていることを理解して指導に生かしたり、これまでの指導を振り返ったりすることができるよう、取り組みたいと考えています。

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新版K式の研修会の様子(7月14日)


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PEP-3と新版K式の研修会の様子(7月28日)