筑波大学附属久里浜特別支援学校 Special Needs Education School for Children with Autism,University of Tsukuba
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9月19日 谷川賢作さんからいただいた「いいね」

 先週の水曜日(9月11日)に、「きらきらコンサート」がありました。演奏は、ジャズピアニストの谷川賢作さんとパーカッション奏者の安井希久子さんのお二人で、お二人に演奏をお願いするのは、今回で谷川さんが8回目、安井さんが5回目になるとのことでした。
谷川さん.JPG 安井さん.JPG

 谷川さんのお父様は、詩人の谷川俊太郎さんで、絵本の朗読と音楽を合わせたコンサートを開くため、ご一緒に全国を回られたりされるそうです。また、映画やドラマの作曲、編曲などでも活躍されていて、たいへんお忙しい方です。そのようにご多忙な日々を過ごされている方が、毎年、本校の「きらきらコンサート」を楽しみにしていてくださり、1年前にしていただいた約束を果たすため、遠路はるばる久里浜にお越しいただくというのですから感激です。そして今回は、前夜に東京の吉祥寺でライブがあったため、当日の早朝にご自宅を出掛けて駆けつけてくださったとのことで、本当に頭が下がる思いです。

 私は、本校が筑波大学附属学校となって十周年を祝う記念式典(平成25年度)に出席した際に、一度谷川さんの演奏をお聴きしたことがありました。ですから、今回が2回目のコンサートになりますが、当時の印象(記憶)と重なるように、終始頬が緩みっぱなしで、気持ちが豊かになる感覚を味わうことができました。谷川さんのお人柄が滲み出る歌や演奏で、子供たちが楽しめるユニークな曲が奏でられ、また、子供たちが親しんでいる絵本や歌が、教員や子供たちとのコラボレーションで楽しく演奏され、会場全体が一体となって楽しい、そしてほのぼのとした雰囲気に包まれました。
ダンス.JPG きらいのうた.JPG

ぞうくんのさんぽ.JPG 海.JPG

 谷川さんの自由な演奏にうまく合わせる安井さんの演奏も息ぴったりで、お二人の絶妙なコンビネーションが会場を大いに盛り上げ、90分があっという間に過ぎてしまいました。谷川さん、安井さんのおおらかな包容力に包まれた自由な雰囲気の中で、子供たちは手を叩いたり体を揺らしたり、飛び跳ねたり踊ったりしながら、コンサートを満喫しました。そんな雰囲気を味わった私も、とても気分が高揚し、精いっぱいの拍手を送りました。
花束贈呈.JPG

 演奏終了後、子供たちの代表がお二人に花束を渡してお礼の言葉を述べた後に続き、私が最後に感謝の気持ちを述べる段になりました。お二人を前にしてマイクを手にした私は、とても気分が高揚していた気持ちを会場に伝えるため、「こうちょうせんせいも、今、気分がぜっこうちょうです!」と話すと、それに合わせて谷川さんが右手の親指を立てて、「いいね!」を返してくださいました。(ちょっとすべったかもしれない雰囲気を、ナイスフォローしていただきました。谷川さんのお気遣いに感謝です。)

 谷川さんと安井さんは、その後給食を子供たちと一緒に食べてくださり、来年度また来校してくださることを約束して、本校を後にされました。
 谷川さん、安井さん。素晴らしい歌と演奏を、本当にありがとうございました。

【付記】
 今回のコンサートは、空調設備の不具合で、急遽お隣りの国立特別支援教育総合研究所の講堂を、会場としてお借りすることになりました。研究所のご配慮に、感謝申し上げます。