筑波大学附属久里浜特別支援学校 Special Needs Education School for Children with Autism,University of Tsukuba
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7月19日 1学期の終わりを盛り上げた「きらいの歌」

 本日は、1学期を締めくくる終業式を行いました。私は、4月の始業式・入学式以来、久しぶりに子供たちの前で話すことになったので、今回も会場前方に投影するスライドに、以前にもご紹介した私の似顔絵をふたたび登場させました。私からは、1学期を簡単に振り返り、夏休みの過ごし方について話をしました。
1学期終業式.png 校長挨拶スライド.png

 私の話の後は、1学期に校内でお泊り保育を行った幼稚部りす組・うさぎ組の5歳児が歌で、校外で宿泊学習を行った小学部5年が写真や映像を使って口頭で、それぞれ行事の発表を行いました。小5は、さすが本校の年長者ナンバー2らしく、しっかりとした発表を行ったのですが、その前に行ったうさぎ組の発表もなかなか大したもので、マイクを持って挨拶したHくんが、「はじめます。」「よろしくお願いします。」としっかりコメントできて、会場から大きな拍手が送られました。
うさぎ組発表.JPG 小5発表.JPG
     【5歳児の発表】           【小5の発表】

 今回は、その次に児童が歌う歌の発表が2曲ありました。まずはじめに、小3のMさんと小4のSくんが歌う「おばけなんてないさ」でした。こちらは、今週火曜日(7月17日)に行われた小学部集会でも一度披露されていて、その時にも、みんなの前で堂々と歌う姿に感心したばかりでした。今回はもっと大勢の前で披露することになりましたが、1番の歌詞を担当した小3のMさんは、タブレット端末で歌詞を確認しながら、集会の時よりもさらに歌詞をはっきりと歌い切りました。2番、3番の歌詞を担当した小4のSくんは、2番と3番のメロディーの違いをしっかりと歌い分け、さらにマイクスタンドに手を掛けるしぐさもなかなかに決めて、堂々と歌ってくれました。
田村さん歌.png 浅葉くん歌.png

小学部集会.JPG
    【小学部集会の様子】

 次の歌は、小6のTくんが、担任の塚田先生と歌う「きらいの歌」というオリジナル曲(作詞:Tくん、作曲:塚田先生)でした。「みんな嫌いな食べ物、あるよね」というコンセプトで誕生した「きらいの歌」は、小6の子供が嫌いな「トマト」「牛乳」、そしてTくんの嫌いな「レーズン」を、声を大にして「きらいだ~!」と歌うユニークな曲です。これは、これまでずっと「きらい」とか「いや」とかの気持ちが表に出せなかったTくんに、「きらいって言っていいんだよ」「いやって言ってもいいんだよ」ということを本人に気付かせたくて、取り組んできた学習の成果として誕生した曲です。皆の前で歌う二人と、会場にいるみんなで歌詞の掛け合いなども楽しみながら大合唱し、会場が大いに盛り上がりました。
きらいな食べ物なに.JPG 佐野くん歌.JPG

 今日で1学期が終わり、明日から本校は夏休みに入ります。子供たちがこの夏をどのように過ごすのか、2学期になり、それぞれの話を聞かせてもらうことが今からとても楽しみです。日照不足が続き、今後の天候がどのようになるかよくわかりませんが、子供たちみんなが、元気にこの夏を乗り切ってくれることを願っています。