筑波大学附属久里浜特別支援学校 Special Needs Education School for Children with Autism,University of Tsukuba

寄宿舎クリスマス会 ~子供たちからのプレゼント~

 今日で2学期は終わり。いつものように終業式を行った。今日の「校長の話」のテーマは2学期の校外学習。最後に、6年生から修学旅行のようすを紹介してもらった。5年生以下の子供が目を輝かせて修学旅行の写真に見入っているのが印象的だった。

 下校後、寄宿舎では恒例のクリスマス会が行われた。そして、私は恒例のサンタになった。みんなの「サンタさーん」の呼びかけで、寄宿舎生とその保護者、教職員が待つ会場に参上することになっていた。

 ちょっと顔を見せ、「ここは久里浜特別支援学校の寄宿舎かな?」と問いかけた。Y君が「サンタだ」と言って近づいてきた。質問への答えはないので、「間違えたようだね」と言って帰るふりをすると、Y君が「寄宿舎です」と答えた。ようやくサンタ登場となった。

 子供たちの目は私が持参した袋にくぎ付けだったが、ここで司会のI先生に椅子に座るように促された。するとI先生は、「いつもはみんながサンタさんからプレゼントをもらうけど、今日はお母さんお父さんにみんなからプレゼントがあります」と話した。

 まずは6年生のH君からお母さんへのプレゼント、どうやら手作りのコースターのよう。続けて一人一人がお母さん、お父さんにカードや絵のプレゼントを渡した。受け取ったお母さんお父さんは、少し照れながら「どうもありがとう」と返していた。サンタとしては、その光景をとても微笑ましいと思いながら眺めていた。そして、いよいよ出番かなと思った。

 が、I先生は、「今日はサンタさんにもプレゼントがあります」と話した。思いがけない話に、きっと目が丸くなったに違いない。子供たちが出てきて、飾りものや絵をプレゼントしてくれた。「サンタさんありがとう」という言葉も添えられていた。

 やっと子供たちの番になった。私からプレゼントを渡したが、中身は寄宿舎の指導員が予め保護者と相談して決めたもののようだ。プレゼントを受け取って、包み紙をあける子供たちの表情は期待にみちていた。開けて「わー○○だあ」と喜ぶY君。言葉にはしないが、じぃーっと見つめて遊び始めるK君。音楽の出る絵本をもらい曲名を読み始めるNさん。表現はそれぞれ違うが喜びが感じられた。

 一番長い学期である。本校の寄宿舎の子供たちは毎週家庭に帰るとはいえ、子供たちなりにいろいろ頑張ったことがあっただろう。今学期最後の日に、良いプレゼントができたとサンタも思ったが保護者の皆さんもそう思ったのではないだろうか。

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お父さんへプレゼント         サンタさんへプレゼント

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