筑波大学附属久里浜特別支援学校 Special Needs Education School for Children with Autism,University of Tsukuba

運動会② ~準備から後片付けまで~

 幼稚部は、これまで続けてきた「リレー」を「かけっこ」に変更して、子供たちが「運動を楽しむ」様子を披露してくれた。小学部高学年は、幼稚部とは別な方向で、新しい試みを見せてくれた。

 新しい試みというのは、281022_2_1.png種目の中心である運動を行うほか、準備から後片付けまでを、一連の活動として見せてくれたことである。種目の中心である運動は、ラグビーの様々な動きで構成し、パスやキックや走ることなどを内容としている。一つのグループは、パスを受け、コーナーの間をジグザグに走り、邪魔をしようとする相手をよけてマットにトライする。また、別のグループはやはりパスを受け、走り、最後にゴールキックをする。この内容自体様々な動きがあり、見ていてなかなか面白い。ダイビングしてマットに飛び込む子供たちは、目を輝かせていた。(写真)

 この種目は、道具も多かった。281022_2_2.pngトライするマット、ジグザグに走るコースを作る三角コーナー、ゴールキック用のゴールを作るバーなど、とにかく運ぶものが多かった。しかし、その道具の多さを子供の活動にしたところにユニークさがあった。6年生のS君は三角コーナーに渡す横長のポールを何本もまとめて運んだ(写真)。K君は、ジャンプするバーをこれまた何個もまとめて運んだ(写真)。281022_2_3.png運んでいる子供たちの表情がとてもいい。5年生のR君は一個だが確実に運んでいた。周囲から「さすが高学年だね。」という声が聞こえてきた。

 幼稚部には、運動を楽しむ様子が見られたが、高学年では、運動を作っていく様子が見られた。改善に向け多様な試みがあることを嬉しく思う。