筑波大学附属久里浜特別支援学校 Special Needs Education School for Children with Autism,University of Tsukuba

6年生のハード?な宿泊学習

 今朝は、やたらと起きるのがつらかった。まだ、昨日の疲れが残っているようだ。早朝から東京に行かねばならないため早く起きたのだが、隣では6年生の男子が静かな寝息をたてている。

 今日は、6年生の宿泊学習2日目である。6年生の宿泊学習は、秋の修学旅行を控え、その事前学習としての位置付けで行う。そのため、公共の交通機関や施設を使うことに加え、校内で宿泊する。この宿泊学習に本日朝まで同行した。

 昨日の朝は、学校から最寄り駅までスクールバスを利用した。路線バスの本数が少ないので時間を節約するためである。これは楽ちんと思ったのも束の間、この後は電車を次々と乗り継ぎ、以下御紹介する盛りだくさんの内容だった。

 最初の目的地は、横浜にあるランドマークタワー。エレベーターが大好きな子供が二人いることもあって、目的地に選択されたようである。しかし、このエレベーターは、地上273m、69階のスカイガーデンまで、あっと言う間(数十秒)に到達する。280701_1.pngエレベーター大好きのK君とH君、どちらもあまり感動した様子はない。時間が短すぎて乗った実感が湧かないのだろう。

 少々曇っていたものの、スカイガーデンからは、タワー近くの建物や乗物等がよく見えた。子どもたちはいろいろなものを見つけては、声に出していた。

 ランドマークのエレベーター280701_2.pngの凄さは実感できなかったかもしれないK君とH君であるが、本日の行程を通してエレベーターを堪能できたようである。なぜなら、電車の駅をはじめ、ランドマークタワーに至る行程は、多種多様なエレベーターの宝庫だったからである。駅のエレベーターは、機械や内部が透けて見える。これがあるときには、二人はへばりつくようにして見ていた(写真)。ランドマークタワーへの道中のあちらこちらには、高層階まで行くエレベーターがあった。ときどき目を奪われ過ぎて注意されることもあったが、二人にとっては刺激的な行程だったことだろう。

 昼食は大手のハンバーガーショップだった。あまり利用したことのないのは私くらいのもので、子供たちは慣れている。事前学習で注文するものをしおりにメモしてきており、お金の支払いも含めスムーズにできていた。ハンバーガー、フライドポテトに飲み物、どの子も好きなものを注文し、その上、予算の範囲でお代わりまでして、大いに満足したようである。

 続く目的地は「スポッチャ」という施設で、いろいろなスポーツやアミューズメントを楽しむことができる。私は、初めての利用である。子供たちも初めてということであったが、そこは現代っ子である。インラインスケートや各種のゲームを、どの子も時間いっぱい楽しむことができた。日常の授業では、教員の指示を待っている子供も、ここでは自分からスポーツやゲームを楽しんでいたのが印象的だった。この施設のゲームは、よくできた教材のようなもので、その前に立つとどうしたらよいか分かりやすいのである。それが、子供たちの自発的な動きを引き出しているように見えた。

 夕食はファミリーレストラン。アレルギー対応ができるということで途中下車をして利用した。子供たちは、お店から借りたメニューから予め注文するものを決めていた。とはいえ、お店の方には、それほどスムーズではない子供たちの注文にていねいに対応いただいた。また、子供たち一人一人の会計にも対応いただいた。感謝に堪えない。

 以上の行程であった。この間乗り継いだ電車は8本、路線バス1本。私は、疲労を感じで足が重かったが、子供たちの足取りはしっかりしたものだった。