筑波大学附属久里浜特別支援学校 Special Needs Education School for Children with Autism,University of Tsukuba

クラブ活動始動 ~ティーボール,工作,お茶・お花~

 今年度のクラブ活動が始まった。クラブ活動は,小学部4年生以上の子供が参加する。設定するクラブは教員が提案するが,選択は子供に任せる。つまり,自分の好きな活動に参加するのである。

 今年度のクラブは,工作クラブが6人,ティーボールクラブが7人,お茶・お花クラブが4人である。初回の様子を覗いてみた。

20140903_1.png 工作クラブでは,テレビのアニメーションの下絵に色を塗る活動をしていた。子供たちの興味を引きそうな下絵を選択できるようにしていた。ある子供は目を輝かせて下絵を選び,黙々と色を塗っていた。だんだんその子なり色の組合せが紙の上に表現されているのを見るのは面白い。

20140903_2.png ティーボールは,野球に似たゲームである。異なるのは立ったポールの先端(ティー)にボールを載せ,止まったボールを打つところ。小学校の体育で取り上げられている。先生の説明を聞いた後,ボールを打ってみる。最初は,おそるおそる確かめるようにボールを打っていたが,だんだん力が入っていく。打つこと自体は,みんなそれなりにできるようで,にこにこしながらやっている。一巡したところで,先生の模範打撃を見る。カキーン。弧を描いて反対の壁に当たった。子供たちは,一瞬何が起こったか分からなかったよう。もう一度打つ。やはり大きな音を発して飛んで行くボールを見て,ポカーンとして子供たちから,一息おいて「すごーい」という歓声が上がる。憧れをもった子供たち,今後どのような上達していくか楽しみである。

20140903_3.png お茶・お花クラブ。今日は,お茶を飲んでみようということらしい。お茶にお菓子を目当てに集まった子供もいるよう。ある子供は,抹茶を茶せんでかき混ぜるところまでは見よう見まねでやったものの,両手で茶碗を持ち,一口飲むと顔をしかめ「いらない」と言う。苦さは予想外だったよう。別の子供は,その苦さが気に入ったようで,友達のために作ってあげたにもかかわらず,自分が飲みたいといってきかない。お茶にまつわる作法の理解は,まだ難しいようだが,定形のパターンは得意な子供たちでもある。今後の展開が楽しみだ。