筑波大学附属久里浜特別支援学校 Special Needs Education School for Children with Autism,University of Tsukuba

ひよこたちのその後

 この4月に入学した3歳児のクラス「ひよこ組」。入学した当初は、送ってきたお母さんと別れがたく泣きじゃくる子供が少なくなかった。3人同時に泣いて三重唱になったり、1時間近く泣いたりすることがあった。

 今朝、ひよこ組に行くと、R君がお母さんに向かって「バイバイ」と手を振っている。笑顔はないが、不安感もない。納得してお母さんを送っているように見えた。対するお母さんは、「できるようになったんですよ」と満面の笑顔を浮かべた。挨拶をして、しばしのお別れをできることが、ことのほか嬉しいようである。4月、お母さんが帰ろうとすると泣き、担任に抱かれてしばらく過ごしていたのを見ていたので、その変わりようが、私も嬉しかった。

 R君に限らず、お母さんが必ず迎えに来てくれることを確信したひよこ組の子供たちの活動ぶりは目覚ましい。年中の「りす組」や年長の「うさぎ組」の子供たちの遊ぶ様子を見て、真似て、そして自分のレパートリーに加えている。泣きじゃくったエネルギーが、いろいろな遊びや人に向かっているのだろう。今後が楽しみである。