筑波大学附属久里浜特別支援学校 Special Needs Education School for Children with Autism,University of Tsukuba

実践研究「縦割りグループ検討会」

 本校の研究では、各学級から幼児児童を1名選び、目標や指導内容・方法、子供の変容について学校職員全体で話し合いを行っています。話し合いを深めるために、管理職や教員、寄宿舎指導員を3グループに分け、10名程度の教職員が1つのグループとなっています。その話し合いの場を「縦割りグループ検討会」と呼び、5月から毎月1回、実施しています。この縦割りグループ検討会では、今年度の研究の目的である根拠のある指導計画の立案や子供たちが確かに育つための教育内容を蓄積することを目指しています。

◎ 第1回 「幼児児童の実態と目標」(5月10日)
 幼児児童の実態把握を基に立案した目標や指導内容・方法について、担任教師が説明し、意見を出し合いました。幼児児童の実態が適切にとらえられているのか、また、実態から立てた目標と指導計画に根拠があるのか、目標や指導内容・方法が実態に合っているのかを検討しました。他学級の教員からの質問や意見を基に話し合うことによって、担任教師は児童の実態について気付いていなかった視点を踏まえて再度見直しし、幼児児童の目標について悩み、考え、修正したり、場合によって新たな目標を立てたりすることにつながりました。

◎ 第2回 「幼児児童の変容と指導計画の立案」(6月7日)
 第1回目5月の検討会で出された意見を踏まえ、今回は、指導計画に基づく授業実践を通して、幼児児童がどのように変容しているのかについて話し合いました。指導計画については、児童の実態に即しているのか、1か月実施した授業実践が幼児児童の変容に結び付いているかについて話し合いました。縦割りグループの利点を生かし、教職員のそれぞれの立場や経験から具体的な実践事例について、自分だったらどう考えるかなどを自分のこととして意見を出し合いました。それらの意見から、指導計画について再度考えたり、新たな計画を立て直したりしました。日頃の授業実践に生かせる意見となりました。

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 第1回~目標について検討中~        第2回~指導計画について説明~